管理人はだれ！？

2022年11月1日「火曜日」更新の日記

「一括借り上げ」契約後に問題が生じがちであるのは、「一括借り上げ」での借り上げ契約が双方とも事業者である契約とされ、貸主であるオーナーは契約弱者とは考えられないということと、宅地建物取引業法でいうところの売買契約ではないですから、重要事項説明が義務づけられていないことにあります。収益物件と言いますのは、人が住むためのものに限定されるなんていうのは誤解です。その他にもオフィスに最適化されている収益物件も多いですし、ショップ用として作られている物件とか倉庫として使われる収益物件も数多くあります。アマチュアがまず試してみてもいいのは、ハイリスクである海外不動産投資でないことはお分かりでしょう。国内で不動産を所有して、その家賃による収入などを見込む、王道の不動産投資だけだと思います。入居者の募集などをしてくれる不動産会社や管理会社に業務を委託できるので、アパートなどを貸す賃貸経営は苦労しないで収入を得ることを可能にしてくれます。「サラリーマンを辞めずに、賃貸経営もちゃんとしている」人がいるのには、そんなわけがあったのです。マンション経営に関しては、「いくらの節税効果が期待できるかとか利回りに注意せよ」等と言われることがありますが、金額的なことばかりが気になってしまうと、あべこべに失敗してしまうこともあります。