管理人はだれ！？

2022年6月18日「土曜日」更新の日記

「一括借り上げ」で問題が発生するのは、「一括借り上げ」というシステムが当事者同士がどちらも事業者の契約だと見なされていますので、大家は消費者契約法の消費者にならないということと、宅建法第３５条の売買には当たりませんので、重要事項説明が実施されないことに尽きると思います。健全なマンション経営のために考慮すべきは、外部的には周辺環境が良いこと、内的には目的に合ったプランがラインナップされていることではないでしょうか？設備のいい物件がいい立地にあれば、ずっと入居者がつかないというリスクもそうないと思われます。マンション投資という視点から見て、価格が低めで高い利回りが望める中古の人気が高いのですが、新築の物件でも中古の物件でも、駅から徒歩10分圏内の立地の面で優位性のある場所につくられた物件であることが必要だと頭に入れておいてください。収益物件を調査することが必要な時は、納得できる利回りであるかどうかを考える必要がありますが、同時に居住する人の気持ちになって考えることが大事なのです。端的に言って、常識的な感覚が大事なのです。少額資金で始められるマンション投資ですが、将来的にも価値を守るつもりがあるのだったら、丁寧にメンテナンスを施すことが必要になります。当たり前ですが、大手業者のマンションは古くても大丈夫ということです。