管理人はだれ！？

2021年10月12日「火曜日」更新の日記

不動産投資の採算性を確認する時に、通常目安にされるのは表面利回りかと思われますけれども、諸経費を引いて計算する実質利回りと比較してみても、表面利回りでは投資するべきかどうかをそつなく判定することは不可能なのです。マンション経営はアパート経営とは異なって、1棟を丸ごと収益物件とする考え方で投資するというようなものではなくて、複数の部屋がある建物の中の１つの部屋からスタートする不動産投資だと言えるでしょう。マンション経営のポイントとして、投資額に対する回収額を数値化した利回りを用いることがありますが、環境の全く異なる物件を利回りで比較するのはかなり無茶と言えます。需要が先細りの地方においては、空室ができるリスクが高くて、円滑なマンション経営ができるかというと、厳しそうですね。アパート経営を不動産投資に選べば、意外にも少ない予算で済みますし、入居者数分の家賃が入ることから、投資効率の良い不動産投資としてトライするという方が増加していると聞いています。ほとんどは首都圏ですけれども、不動産投資セミナーは至極にぎわしいようです。全体的には家賃が主な収入源の不動産投資は手堅く、２０～３０代の心性になじむのだろうと想定されます。