管理人はだれ！？

2021年9月17日「金曜日」更新の日記

一定の賃料を見込めるサブリース（一括借り上げ）は、マンションに代表される賃貸経営の仕組みの一つで、いい意味でも悪い意味でも関心が寄せられていますけれども、本来の賃貸経営とは結構違うものなので、右も左もわからないという人にはハードルが高いです。不動産投資で重要視される利回りを調べてみると、空室が全くないときの年間の家賃収入によって計算されるグロス利回りというものと、管理費や税金を引いてから計算するネット利回りとか実質利回りという呼び方がされるものに分けられます。アパート等の賃貸料が利益になる不動産投資においては、収益物件の吟味をするために利回りと呼ばれる数字を参照することになりますが、中でも年間の賃貸料の総額から税金などを引いて、これを物件の購入価格で除して得られる「実質利回り」が使われているみたいです。サブリース方式というのは、アパートオーナーと不動産会社側との間で契約を取り交わしたうえで実行される転貸借であり、普通のアパート経営とは別種のものと言えるでしょう。従いまして、サブリースにありがちなトラブルなども調べておく必要があります。手持ちの資金を運用しようと収益物件を買う心積もりで物件に当たっていると、最初から入居している人がいる物件が出てくることも珍しくありません。これはオーナーチェンジ物件などと言われ、買ってすぐに家賃をいただけることになります。