管理人はだれ！？

2021年3月16日「火曜日」更新の日記

資金の運用先となる収益物件には、だれかが元々居住していることから、入手すれば即座に家賃収入があるものもあります。収入面では安心ですが、弱点として、事前に室内に入って確認することはできないということがあります。不動産投資に興味を持って資料請求をしてはみるものの、ちっとも好ましい物件に出くわさないのは当たり前のことです。よい物件の少なさは、利回りを見るだけでもご理解いただけると思います。アパートやマンションといった不動産投資においては、収益物件の良し悪しを検討するための数値として利回りを重要視しますが、一般的には収入と購入価格から計算する表面利回りと、経費の分は収入から除いて計算する実質利回りとに分けられるということです。一括借り上げで見落としがちなのは、更新と一緒に賃貸料を下げられてしまうことがあり得ることと、長く契約し続けるつもりなら、お金をかけてリフォーム等を施すことが必要であるということだと聞きます。マンション投資をする場合、建物の寿命が結構あるというところなんかも利点と言えましょうが、買っても良いと思う物件が出てきた時には、何を差し置いても将来の修繕工事のための修繕積立金は大丈夫そうかを把握するようにしてください。