管理人はだれ！？

2021年3月3日「水曜日」更新の日記

一定の賃料を見込めるサブリース（一括借り上げ）は、アパートまたはマンションの賃貸経営の仕組みの一つで、いい意味でも悪い意味でも話題になっていますが、通常の賃貸経営とは相当違うと言えますから、若葉マークの人はやめておきましょう。物件を貸して家賃を稼ぐ不動産投資では、収益物件の品定めに際し利回りと言われる数字を参考にしますが、利回りの中でも年間家賃から経費を引いて、これを物件の価格で割った「実質利回り」を使うのがより一般的かも知れません。マンション経営は庶民には無関係のものだと思われがちですが、アパート経営とは違い、建物１棟全部を収益物件とする理解のもとで投資するというのとはまったく別で、マンションの１区分だけから開始する不動産投資だと考えることができます。マンション経営の良否を判断する為に、実質利回りあるいは表面利回りを用いることが多いようですが、地方と都市部の物件についてそれだけで比べることは無理があると言えます。先々の需要が期待できない地方では、入居者が決まらない可能性が高いので、着実なマンション経営は難しいのです。不動産で資産を活用できる収益物件としては、既に入居している人がいるといった、購入した時点から収入を確保できるような物件もあり人気です。入居者を募集する必要はないのですが、デメリットとして、部屋の中を見て確認するということは不可能だと承知する必要があります。