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建設の工法を知る(2)

2020年4月27日「月曜日」更新の日記

2020-04-27の日記のIMAGE
2、プレハブ工法~住宅を複数のユニットに分け、仕上げに近い状態まで工場で生産し、現場に搬入して組み立てる工法です。ユニット工法とも呼ばれます。最新技術を駆使した工場で生産されるため、部材の品質にバラつきがなく、施工者の技術に左右されにくいので、施工ムラが起こりにくい工法です。工場生産のため工期が大幅に短縮できますが、外観のデザインや間取りなどが制約されます。【長所】・工期が短くてすむ。・職人の技術に左右されにくく、一定の品質が確保できる。・部材品質にバラつきがない。【短所】・間取りが制約される。・ユニットが搬送できる土地に限られる。・変型地への建設は不向き。・比較的価格が高い。3、ツーバイフォー(2×4)工法~もともとはアメリカやカナダで開発された住宅建設工法で、またの名を「枠組壁工法」ともいいます。工法としては2x4インチの断面の木材で作られた枠組に、合板を釘打ちしたパネルを組み合わせてつくります。これにより壁、天井、床などの面を構成させ、上からの荷重や横揺れを支えます。一般の在来工法に比べると地震に対する強度はかなり高いとされています。【長所】・構造部材が規格化されているので、品質にバラつきが少ない。・工期が比較的短くてすむ。・職人の技術に左右されにくい。・耐震性に優れている。・耐火性に優れている。【短所】・壁で支える構造であるため、在来工法にくらべ開口部(窓など)が制限される。・在来工法に比べ、設計の自由度が低い。・湿気に弱く、施工場所を選ぶ。・壁で支える構造のため、リフォームの際に壁を動かしたりできず、増改築が難しい。この他に、鉄骨でつくる鉄骨造や鉄筋コンクリート造(RC)等がありますが、私自身、施工経験がほとんどないため割愛させてもらいます。

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