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リピーターが増える市場(3)

2020年2月28日「金曜日」更新の日記

2020-02-28の日記のIMAGE
また、ワンルームマンション販売は、オーナーと賃貸の入居者を同時進行で募集しなければならない。集客範囲はかなり広いときくがその流れを聞いてみた。「まず物件ができる一ヵ月くらい前に日本経済新聞の全国版に全面広告を出します。これで全国からかなりの反響がきますね。それから内覧会をやって、ご検討いただくわけです。ほとんどの物件は二週間で完売します」駅から一、二分、部屋から東京タワーがみえる都心部の真ん中の「菱和パレス虎ノ門」は、大学が近いこともあって、二週間どころか、三日間で完売、キャンセル待ちまででたという。まさしく飛ぶように売れたと野中はいう。「安くなったとはいえ、何千万円もするものが飛ぶように売れることに驚かされます」しかし、ワンルームマンションを購入したオーナーにとって、何より気になるのは、自分が買った部屋を使う入居者のことだろう。この入居者はどこで選定するのか、何をポイントに決定するのか。「どんなにいいマンションでも、住み手によって雰囲気ががらりと変わってきます。たった一人でも問題のある人が入ってしまうとマンション全体のイメージダウンになってしまいます。ですから、入居者の審査は厳重に行っています。入居者を営業サイドの責任者が審査し、もう一度、管理会社のほうでチェックします。

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