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リピーターが増える市場(2)

2020年2月27日「木曜日」更新の日記

2020-02-27の日記のIMAGE
だから完成した本当の物件を入居者は契約後にしかみることができない。これはいかにも危険な話である。実際の物件ができていない時点で、物件の状況を確認するのは至難のわざである。モデルルームとは、あくまで業者が売るためにつくった「仮想空間」である。モデルルームと一見似てはいるだろうが、実際に入居する部屋がはたして本当に質が保たれたうえでまったく同じものがつくられるのかどうかは、判断できるわけがないのである。そのため、住んでから欠陥がみつかるというトラブルが多発しているが、購入する側はいまだにマンシ[ョンを「青田買い」していることが多い。「マンションの質はここ数年で相当レベルアップしていますが、お客さまのほうもかなりめ賢くなられました。内覧会にはビー玉をもってきて、床に置き、水平であるかどうか、し_パーセントっかりご確認されるお客さまもおられます。社内検査をしっかりやっているので、心配ありませんと申し上げますが、いかに悪質な業者による粗悪な物件が過去にあったかということであり、同じ業界として悲しく思います」事業部・設計課の主任である福井力は冗談まじりにいうが、同社では完成一ヵ月前に内覧会を行い、「みて、さわって、現場をみてもらって」そのうえで購入希望者に物件を判断してもらっているそうだ。

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