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変革期を迎えたワンルームマンション(1)

2020年2月15日「土曜日」更新の日記

2020-02-15の日記のIMAGE
バス・トイレのセパレート化(別々にする)、TVモニター付オートロックシステムなと、いまではワンルームマンションの標準仕様になって久しいが、もとはといえば、これらは菱和ライフクリエイトが最初に実現したものである。「かつてワンルームマンションは住まいに似たただの箱のようなものでした。当社ではそういう、単に住めればいいというものではなく、徹底的にハイグレードにこだわった都市型ワンルームマンションの供給を行ってきました。それが現在のワンルームマンション市場の進歩につながったと思っています。もちろんこのコンセプトは、ファミリーマンションにも生かしていきたいと思っています」西岡の言葉を借りれば、「ワンルームマンションは、白黒テレビからカラーテレビになったほどの変化」を遂げたという。たしかにかつてのワンルームマンションは入居者にとって、決して住み心地のいいものではなかった。キャピタルゲインの対象であったワンルームマンションのあり方を別に考えてみても、昭和四十年代からバブル期までのワンルームマンションには、あくまで規格的で粗末というイメージがつきまとう。もともとワンルームマンションには分譲のファミリーマンションとちがって、単身者の仮住まいという感覚が強かった。デベロッパー側にもバブル崩壊までのワンルームマンションは広さも一六平方メートル内外と狭く、ユニット式のバス・トイレに流しと一口コン口のついた六畳一間あれば事足りるという発想があった。入居者は学生、それに単身赴任などのサラリーマンが主だった。

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