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住まいの多様化に備えて広さを確保(4)

2020年2月14日「金曜日」更新の日記

2020-02-14の日記のIMAGE
人々の価値観は、今後ますます多様化してくるだろう。住まいに対して長らく続いてきた価値観の規格も取り払われて、それぞれの人が自分のライフスタイルに合ったもっとも住みよい空間を模索していくことになるのではないか。そういった意味からも、ワンルームマンションに対する意識や、利用範囲、住み方はさらにバラエティに富んだものになるはずである。西岡が考えているとおり、ワンルームマンションを広くしておくことは、将来的にも有利ということだろう。そういった意味からも、ワンルームマンションはまだ成長過程にあるといっていい。別のいい方をするなら、ワンルームマンションは二十一世紀の成長産業だということができる。ただし、ワンルームマンションの立地には都心部という条件があるので、大量生産はできない。バブル崩壊後、ワンルームマンション市場からいっせいに手を引いた大手デベロッパーがそれ以降、市場に参入しない理由はこんなところにもあるのだろう。最近、大手デベロッパーが食指を動かしはじめているという噂も聞くが、ワンルームマンションという業界は、やはり小回りのきく中堅企業のものなのかもしれない。先にも述べたように、首都圏のワンルームマンションの発売戸数はバブル期以降減少していたが、平成七年を底に増加に転じ、平成十年、平成十一年と二年連続して三〇〇〇戸台に乗せている。さらに平成十一年の着工戸数が大幅にアップしていることから、平成十二年は平成十一年を上回る発売が予想されている。「なるほど、新聞などをみると、ワンルームマンションの広告は多い。たしかにワンルームマンションは、買いやすくなっているのだろう。しかし、ワンルームマンションは、株や証券とちがって、一度購入したら付き合いの長くなる商品である。立地、仕様・設備、広さなど、将来性を見据えた物件選びが必要になってくる。

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