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住まいの多様化に備えて広さを確保(3)

2020年2月13日「木曜日」更新の日記

2020-02-13の日記のIMAGE
広さに関しては、ファミリーマンションや戸建ても同じであるが、ワンルームマンションでも、あきらかに広さが要求されるようになった。入居者の対象となる現代の若者の持ち物が増えてきたことも背景にあるだろう。オーディオ、パソコンなどのOA器具を入れると六畳というのはいかにも狭い。こうした状況を踏まえて、いずれ狭い部屋の人気がなくなる可能性を早くから予測した同社では、二〇平方メートル以上のワンルームマンションをつくってきたのだが、ワンル1ムマンションの広さへのニーズはまだまだ高くなる気配だという。「われわれがもっと力をつけて、コストを下げていけば、下がった分だけ面積拡張に還元ガできます」(野中)あくまで西岡は意欲的である。「当社の場合はある程度、大量発注できるメリットがあります。流通経路の削減を含めて物件を多くつくることによって、コストはかなり吸収されます。同じ場所に同じ建物ができれば、当社の方が安くできると同時に、同じ場所に同じ価格のものができれば、当社の方がいいものができるということです。大量に供給していることにはそのような強みがあるのです」安くて質が高く広い住宅と、安くても狭い住宅とでは、どちらを選ぶか結果は歴然としている。

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