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変化してきた購入層(1)

2020年2月2日「日曜日」更新の日記

2020-02-02の日記のIMAGE
不動産経済研究所の平成十一年度版『投資用マンション市場動向』から抜粋すると、平成十(一九九八)年のワンルームマンションの総販売額は八一四億円で、中古市場と合わせると全体で二〇〇〇億円程度の市場規模になるようだ。地域別では神奈川県の二件(五八戸)以外はすべて東京二三区内。一戸当たりの平均価格は二一六八万円。バブルビーク時の約六割の水準となっている。_同年十一月、菱和ライフクリエイトが販売したワンルームマンション「菱和パレス銀座東」三六戸は即日完売している。「菱和パレス銀座東」は日比谷線築地駅と有楽町線新富町駅からともに徒歩二分という文字どおりの都市型ワンルームマンションである。新築ワンルームマンションは稀少であることが人気の一つの理由であるが、同社ではこの稀少な立地においても、専有面積が二〇一〇平方メートルから二一・七六平方メートルと二〇平方メートル以上を確保している。販売価格は一八九〇万円から二四〇〇万円。最多価格は二三〇〇万円だったそうだ。購入者の半数が四十歳台のサラリーマンであるという。このことはワンルームマンション投資の意識の変化、時代の変化を感じさせて興味深い。なお全体の二割が現金購入者で、これは五、六十歳代に多いという。

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