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都市計画図と現実の差

2020年1月31日「金曜日」更新の日記

2020-01-31の日記のIMAGE
貸店舗の成り立つ地域であるか、すなわち実質的な意味での商業地域(近隣商業地域を含め)であるかどうかは、単に都市計画図を眺めていたのでは、わからない。現実に現地に行って、自分の目で見てみなくては、わからない。近郊都市内で、都市計画図では橙色の近隣商業地域となっていたが、行ってみたら、県道沿にガソリンスタンドが一つ、雑貨屋と美容院が1軒ずつ、消防署があって、住居が4~5軒あって、その他は田畑が並んでいる風景はザラにある。*商業地域についても、そうである。都心にあり、都市計画図でみれば、有名な商業地域と連続して、商業地域を示す赤色に塗られている。地下鉄の乗降口も近くにある。であるから、高層の商業ビルの成り立つ地域でないかと思って、現地に行ってみる。すると、木造2階建の店舗併用住宅が建ち並んでいて、その間に3~4階建の建物がまばらに建っている。昔からの借家人または借地人が安い家賃または地代で借りているから、商売がかろうじて成り立っている。こういう地域に、その地域の地価なみの高い権利金を支払って借地権を設定して、大規模な高層ビルを建設しても、その建設費に見合う保証金、家賃を負担して入居するテナントを探すのは困難であろう。また、そういうテナントがいたとしても、テナント自身が長続きはしないであろう。

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