管理人はだれ！？

2019年12月30日「月曜日」更新の日記

どの投資指南書をみても資産配分について書いてある。つまり、ポートフォリオのうち、ど れだけを株式にあて、どれだけを債券にあて、どれだけを現金にあて、どれだけを金や不動産 のような資産にあてるかである。ある専門家は、人は年をとるにつれ、債券にシフトして、株 式は減らすべきであると言い、また他の専門家は投資環境によって資産配分を調整すべきであ ると言う。どちらが正しいのであろうか。 「唯一の正しい答えは、適切な資産構成はあなた次第であり、あなたがどれだけリートに投資 すべきかについても、答えは同じである。考慮すべき最も重要な要素のひとつは、資産売却が 必要となる前に、どれだけ待つことができるかである。多くは、あなたの投資目標に依存して いる。たとえば、あなたは新婚で、家を買うために貯蓄している場合もあろう。またあなたは、 学校に入ったばかりの五歳の子供を持ち、将来の大学の授業料のことを考え始めているかもし れない。あるいはまた、退職後のことをついに考えはじめたベビーブーマーかもしれない。 何に投資するかを正確に決める前に、 なぜ投資するのかを決める必要があ る。つまり投資目標をはっきりさせる 必要がある。一つの重要な助言として、インスティチューショナル・ リアル・エステート・セキュリティーズのゲオフ・ドール マンのものがある。彼が我々に思い起こさせるものは、次 の言葉である。「もし、あなたがすでにミューチュアル・ ファンドに投資しているなら、どのくらいリートに投資さ れているかを知りたいと思う。なぜなら、多くのファンド・ マネジャーはポートフォリオに少なくとも二,三のリート を組み込んでいるからである。」彼の助言によれば、どの ような目標配分も(たとえば、株式があなたのポートフォ リオの10%などのように)既存の株式の投資ファンドに おける、現在の保有分を埋め合わせるよう調整されるべき | 資産配分】だというのである。