一人暮らしでインテリアのおしゃれな配置を伝授!

トップ > 元年11月> 21日

巨大な不動産市場

2019年11月21日「木曜日」更新の日記

2019-11-21の日記のIMAGE
反対に、巨大な不動産市場がリートにとりうまくいかないということが起き得る。たとえば、 多くのリートが八〇年代半ばに困難に陥ったが、このときは不動産価格は高騰していた。物件 は適切な収益を生む価格で入手できなかったのみならず、オーナーは新規建設による競争に直 面していた。何が起きつつあるのかわからないうちに、景気の波は供給過剰の局面に入り、F FOの成長は明らかに遅くなった。還元利回りが劇的に落ちてしまった現在、いくつかの市場 とセクターでは同じ事情になっている、とある投資家は嘆く。 さらに要点を説明するために、アパートメントのセクターを瞥見してみよう。 もし厳しいリセッションが襲ったならば、何がこの分野に起きるのだろうか。伝統的な知識 によると、以前は均衡していた市場が弱含みになり、入居率は下がり、賃料は停滞する、とい うことになる。アパートメントビルの市場価値は下落するだろう。多くのアパートメント・リ ートは、FFOが横這い、あるいは下落とすら報じるだろうし、その株価も下がるだろう。配 当も市況が回復するまでは、停滞するものと思われる。 しかし、エクイティ・レジデンシャル、セキュリティ・キャピタル・パシフィック、および その他のかなりの数のトップレベルのアパートメント・リートは、これらの困難な状況を利用 して、極めて高利回りの物件を積極的に購入するだろう。FFOの成長は、困難な賃貸市場に 反応して一時的には遅くなるだろうが、健全な物件を安く購入する能力は、市場の条件が安定 化し始めるやいなや、すぐにFFOを成長させるだろう。

このページの先頭へ