管理人はだれ！？

2019年11月20日「水曜日」更新の日記

これらはあなたに、もし不動産に対する黄色の警告灯がともったら、同じ警告はリートにも発せられるべきであるということを思わせる。単に個々の不動産の集合体にすぎないリートは実際に不動産に影響する、同じマーケットの 圧力に影響されるだろう。しかし、そうでない他のリートは、好ましい環境において機会を利用するのと同様に、不動産の挑戦的な環境によって与えられた機会を利用するように検討する。偉大な経営者は困難な条件をチャンスと見る。ユナイテッド・ドミニオンやメリー・ランド のようなリートは、八〇年代終わりから九〇年代初めにかけてのアパートメントの不況の間に、 豪勢に買いつづけた。ネーションワイド・ヘルス、ヘルス・ケア・プロパティーズ、LTC. プロパティーズは、整理信託公社(RTC)から競売にかかったナーシング・ホームのローン 債権(一六~一八%の利回り)を購入した。キムコ・リアルティはうまくいっていなかったシ ョッピングモールを購入し、成功しているテナントの入ったオープン・エアのショッピング複 合施設へと変身させた。数年前、ワインガーテン・リアルティは、テキサスの石油クラッシュ のときも、多くのテナントが、半分しか入居していないビルから同社の素晴らしいショッピン グセンターに移って、人居率を実際に高めた。もっと最近になり、レクソン・アソーシエーツは、ロング・アイランドの低入居率のオフィ スを買って手入れし、テナントを集め直してきた。これらは、創造的で有能な不動産会社が資本調達を行って、レモンをレモネードにいかにし てつくり変えるかの数例である。