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市場の傾向と賢い経営

2019年11月19日「火曜日」更新の日記

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不動産はときにはものすごく良い投資になり、また、あるときには恐ろしい投資にもなる。 現在においても、不動産は二〇世紀の残りの一〇年を通じても、さらには二一世紀において も、例外的な投資であるか、そうでないかについてのコンセンサスはないように見える。長い弱気相場の後で、最終的には反転して強烈に上昇したとき、株式のトレーダーの中の好 意的な観察は、「手っ取り早く金儲けができた」というものである。不動産市場では、一九八〇年代の終わりから一九九〇年代の初めにかけての不況に似た時代 から、多くのセクターはすっかり回復して、手っ取り早い金儲けはここでも出来た。二〇世紀の終わりが近づくにつれ、不動産業界の多くの分野においては、オーナーが現存の 物件のキャッシュフローをかなり超えて、投資収益を創り出すことは難しいだろう。急速な工業化と、今日、北米、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカで起きている広汎な競 争は、本格的で多分永続的な現象のように思われる。米国の企業は、外国の競争相手と、世界 のどこにおいても、事実上仲良くしていく必要がある。そのかわり、このことは、米国企業に コスト効率的であることを要求する。ダウンサイジング、リストラ、そしてレイオフがその結 果であった。会社は、製品価格の引上げが難しいと発見し、従業員はかなりの高い給料をもら うのは、同じく難しいと感じつつある。不動産のオーナーにとり大事なことは、この競争的な 傾向が続く限り、賃料と同一店舗ベースでの営業純収益をインフレ率以上に増やすことは難しいだろう。

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