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多様性と経営陣の質

2019年11月14日「木曜日」更新の日記

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再び、他の投資に適用できる原則がリートにも当てはまる。すなわち、多様性はローリスク ということである。たった一種類の株式のポートフォリオを持つことなど夢にも考えない人が、物件の所在地 に出かけて行って、個人でまたはパートナーと一緒に一棟のアパートメントビルを購入する。地震、近隣の荒廃、リセッション等が起き、突然、そのビルがスポンジのように資金を吸い 上げる。そんなときでも、よその場所の同じようなビルはうまく行っている、あるいは郊外のオフィスビルは儲かってしようがないということを忘れてはならな い。多様性はあらゆる投資家の鉄則でなければならない。それから、もちろん、経営陣の問題がある。良い経営は決定的 しかし、不動産においてだけ、これが正しいのではない。あなたが、 リート以外の米国の大手企業を見渡してみると、たとえばGEおけるジャック・ウェルチの価値の偉大さがわかるし、ビル・ゲイツのビジがいかにしてマイクロソフトを今日あらしめたかが理解できる。 無能な経営者は大きな会社も小さなキャンデーストアも潰してしまい かねない。不動産は、事実上他のすべてのタイプの投資と同じく、単に購入し て放っておくというわけにはいかない。それは、活動的で有能な経営 が必要である。これにもかかわらず、他の分野では聡明な多くの投資 家も、アパートメントビル、小さなオフィス、地方のショッピングセ ンターを購入して、暇なときに自分自身で、あるいは効率的な経営の インセンティブのない田舎のマネージャーに任せて、経営することを やってみた。何が起きるか。そのビルや店舗はうまくいかず、投資家 は金を失い、不動産はハイリスクな投資という間違った結論に飛躍す るのである。

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