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不動産の価格に連動した賃貸を契約で決めたいが

2019年9月21日「土曜日」更新の日記

2019-09-21の日記のIMAGE
Q夫が去年死亡し私に生命保険が入りました
これを元手ににアパートを建てて生計を維持していこうと思っています
しかし、契約更新の際に、家賃の値上げを鯖求しても、気持ちよく応じてくれず、いきなり家賃を供託したりする悪質な賃借人もいると聞きます
一」のようなトラブルに巻き込まれないようにするためにも、契約書を取りかわす際に不動産価格に家賃額をスライドさせるなどの約定をしておきたいのですが、可能でしょうか
▼スライド制の契約は可能か賃貸借契約は、売買契約などと異なり、家主と賃借人との継続的な関係であり、家主と賃借人双方に信頼関係を築き維持していこうという姿勢がないと、関係がギクシャクしたものとなって、諸々のトラブルに巻き込まれる危険性が出てきます
あなたは家賃について、将来、値上げするときのトラブルをおそれているようですが、契約に当たり一番重要なことは、目先のことにとらわれずに、契約の相手方を慎重に選ぶということなのです
ところで、将来の家賃について約定されている実際の契約例は多くありますし、借主も自分が納得して契約を締結するのですから、約定された金額を任意に支払うことも多いのです
たとえば、あなたが言うように賃料の値上げ額を不動産価格にスライドさせるというのも一方法ですし(この場合、実際の不動産価格ということであれば、その価格自体の判定は難しく、また不動産の時価が下がれば値下げということになります
固定資産の評価額を基準とするなら基準としてはいちおう明確です)、また、二年毎に六
〈1セント値上げをするなどと約定されることもあります

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