一人暮らしでインテリアのおしゃれな配置を伝授!

トップ > 元年9月> 10日

判例では店舗の家賃をどう決めているか

2019年9月10日「火曜日」更新の日記

2019-09-10の日記のIMAGE
私は数年前から店舗を借りていますが、家主は毎年家賃値上げを請求してきます
今まではこれに応じてきたのですが、すでに近隣の賃料に比べて割高になっています
そこで、次回の値上げ要求に対しては一切応じないつもりです
家主はおそらく裁判にまで持ち込むと思いますが、判例では店舗の家賃をどのようにして決めているのか説明してください
▼次回からの値上げを拒否する毎年、店舗の家賃の値上げを請求され、これに応じてきたために、家賃が近隣に比べて高いものになってしまったとのことですが、今まで値上げに応じてきたあなたが対抗手段として取り得るのは、次回からの値上げ請求を拒絶することしかないでしょう
ところで、家賃の値上げは、土地家屋に対する税金の増加、土地建物の価格の高騰などにより近隣の建物の家賃と比べて不相当となったときに請求可能とされています(借地借家法三二条)
借地借家法では、居住を目的とする契約と店舗を目的とする契約とで法的な区別を設けてはいません
したがって、理論上は居住用家屋の家賃値上げと、営業用の店舗用家屋の家賃値上げと特別に異なる点はないといえます

このページの先頭へ