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基準金利適用住宅とはどんな仕組みか

2019年6月30日「日曜日」更新の日記

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公庫融資では、平成8年10月より、金利体系の見直しが、住宅建設・建売住宅・マンション購入において行われました。更に、平成9年4月から、中古一戸建と、優良中古マンション購入にも適用されました。この金利体系は、従来、建物の床面積だけで単純に3段階にわかれていて、床面積が小さいほど金利が低く、125㎡以下ならば最を低い基準金利が適用されていました。金利体系の見直しは、床面積175㎡以下の住宅において、住宅の性能面での基準が加わりました。基準金利で借りるためには「共通事項」(構造別、基礎の構造などの条件)にプラスして、次の三つのタイプ別のいずれかを満たすことになりました。①バリアフリータイプ。高齢者にやさしい家づくりのタイプです。たとえば、室内の段差の解消、手すりの設置のほか、廊下や出入口の幅、階段の勾配などに配慮した具体的な数値が決められています。②耐久性タイプ。耐久性能を高める家づくりのタイプです。たとえば、柱を太くし、換気・湿気を除消させたり、耐久壁の厚さなどに具体的な数値が決められています。③省エネルギータイプ。快適な暮らしの実現に役立つタイプです。たとえば、断熱性能を高めるため、地域別に断熱材の厚さを、天井、垣根、外壁、床などにつき具体的な数値が決められています。以上の結果、床面積175㎡以下の住宅に対しては、これらの3タイプのうち、いずれか一つ以上を満たせば基準金利か適用されることになり、その他の住宅は中間金利が適用されることになりました。つまり、質を高めた住宅については最も低い金利が適用され、それにあてはまらない住宅には、少し高い金利の中間金利になるといった金利体系となりました。良い住宅を選んでのマイホーム取得を考えましょう。

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