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価格と価値のギャップ

2018年8月18日「土曜日」更新の日記

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ファンドの物件取得担当者はノルマがあって、買うのが仕事ですからとにかく買ってしまえということに走りがちです。B・Itで落札している担当者自身も高いなと思いながらも一度走り出すと止まれないのです。ですから、ファンドが2005年以降に取得した物件は要注意です。明らかに高い価格で購入しているケースが多々見受けられます。金森一今のファンドが物件を取得している価格は異常だということですね。では、今後のファンドの動きはどのようになっていくのでしょうか。S氏‥個人的な見解としては、ファンドバブルは今後5年以内の金利上昇局面で弾け、わずかな勝ち組のファンドが多数の負け組のファンドをM&Aしていくプロセスを経ると思います。そのときに、大バーゲンが行われるので、今は物件の取得をそれほど焦る必要はないと思います。このまま一本調子に地価が回復していくとは思えません。投資は、価格と価値のギャップ、需要と供給の原則、マーケットサイクルを判断して、将来の不確実性のリスクをとるゲームだと思います。いくつかのファンドは、国内での有利な取得は難しいと判断して、いよいよ日本のファンドも海外不動産へ資金の一部をシフトしていく戦略をとり始めています。いずれにしても、バブルが崩壊してから日本にも不動産投資市場が誕生したわけで、その歴史もまだ浅くダウントレントを経験していませんので、これからダウントレントが訪れたときにどう投資家として行動できるかが勝負の分かれ目だと思います。

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