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返済期間などに定形性がある

2018年7月23日「月曜日」更新の日記

2018-07-23の日記のIMAGE
現在の基本的な形態は、市中金融機関の適格住宅ローン(名称は「フラット35」)を買い取り、それを信託銀行に信託した上で、証券(ABS)を発行するというものです。発行は大規模かつ継続的に行われています。これにより民間金融機関の住宅ローンに対するリスクが低下し、民間機関の自由な創意を生かした自由なローン設計が可能となりました。一方、大量、継続発行によって投資家の認知度も大きく高まってきました。今のところ流動性が高いとは必ずしもいえませんが、発行残高が積み上がるにつれての改善が期待されます。そもそも住宅ローンは、金利、返済期間などに定形性があります。加えて金額も企業への貸付などに比べて小額であるなど、証券化になじみやすい性格を持っています。リスクも、これら債権を多数束ね、プールとした場合、全体としての焦げ付きの可能性が大幅に低減すると考えられます。ところがこのリスク低減に関しては、アメリカのサブプライムローンの証券化問題の深刻化によって、疑問が生じています。問題の背景には複雑な要因が絡んでいますが、要はリスクの分散が逆に証券のリスクの存在を分かりづらくしている可能性があるというものです。これによって投資家の利益を損なっているとする有力な意見もあります。

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