各社とも現在は暗中模索
2018年6月26日「火曜日」更新の日記
- 部材の単価だったり、設計料だったり、さまざまなところに「上乗せ」して計上されているのです。ここにも、住宅工事費の不透明な見積もりがまかり通る素地があります。しかし、ここ二~三年、総合住宅展示場は最大の販促手段として認めるものの、それが逆に足かせとなっていることに気づき始めた大手ハウジングメーカーもあります。販促チャンネルの多様化です。体験型のショールームやイベント、インターネットを含めた情報媒体の見直しなど、各社とも現在は暗中模索で次の販促手段を探す動きが見られます。大手ハウジングメーカーの現状について説明してきましたが、わが国の住宅市場を根底で支える工務店はどのような状態にあるのでしょうか。まさに「戦国時代」の様相を呈しているといってもおかしくはありません。