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各地の総合住宅展示場を見て歩く

2018年6月23日「土曜日」更新の日記

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マイホームを建てようと思った人が各地の総合住宅展示場を見て歩くうちに、すっかり目が肥え、自分の考えていた当初プランでは貧弱に見え、とうとう資金計画に行き詰まって家づくりをあきらめてしまったなどという笑えない話もあります。それだけ、総合住宅展示場に建つモデルハウスと「実状」とでは雲泥の差があるのです。しかしながら、大手メーカーは依然として総合住宅展示場のモデルハウスを最有力の営業シールとして位置づけています。大手の販売シェアは、総合住宅展示場から半径何キロメートル以内と、そうでない圏外とでは明らかに差があるからです。といっても、シェアを拡大するためにどこにでも住宅展示場を出しモデルルームを建てればいいものではありません。モデルハウスは建てたり、維持するだけでもコストがかかるからです。ある大手ハウジングメーカーの統計では、モデルハウス来場者百人のうち、敷地調査を依頼するのが四分の一の二十五人といいます。そのうちの約半数が設計を依頼し、さらに見積もりまで依頼するのはその半数。そして成約に至るのは全体の三人に過ぎないといいます。この3%のためにモデルハウスが存在しているといっても過言ではないのです。

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