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地場工務店のシェアを奪い去った

2018年6月21日「木曜日」更新の日記

2018-06-21の日記のIMAGE
大手ハウジングメーカーによるハードとソフト面からの家づくり体制が、昔ながらの請負業的な感覚にとらわれていた地場工務店のシェアを結果的に奪い去っていく原動力になっていきました。そして、大手企業が顧客獲得のための戦略的拠点ともなったのがモデルハウスー総合住宅展示場にきらびやかに建つ「家」です.現在、総合住宅展示場は全国に四百カ所、展示場に建つモデルハウスは平均で十五棟前後あるといわれています。大手ハウジングメーカーを中心に多数のメーカー、工務店がモデルハウスをつくり、消費者(そのほとんどが実際に家を建てようとする見込み客)が来場しています。デパートの洋服売り場と同じで、商品が店頭に並んでいるのと同じような効果を生み出したのが住宅展示場です。消費者にとっては、実際の家を比較検討できること、情報収集には足を運ばないですむことなどの利点が、企業側にとっては、見込み客の獲得、地域を限定した営業活動の強化などの利点がありました。このため総合展示場での住宅メーカーの営業は、客を呼ぶこととともに、他社との競争にいかに勝つかに集約されていったのです。

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