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流通の問題も大きなネックになっている

2018年6月9日「土曜日」更新の日記

2018-06-09の日記のIMAGE
一例を挙げてみましょう。ガラスメーカーは三社、アルミサッシは三社、石膏ボードは一社、便器は二社が市場をほぼ独占しています。建築基準法、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)、さらにはさまざまな業者保護策によって、建築資材や住設機器は大手企業の寡占状態が続いているのです。さらに、流通の問題も大きなネックになっていますが、これらがからみ合って、材料費が下がらない一因になっています。外国製品をこれらのかわりに使おうとしても、前記の「法の保護」のもと、使用することはできないのが現実です。さらに、笑い話にもならないのが次の事例です。東南アジアでは日本のメーカーが便器や洗面化粧台、バスタブなどを日本の市場価格の三分の一の値段で売っています。ところがこれを日本に持ってきても使うことはできないのです。その理由がJWWA(日本水道協会)の品質認証シールが貼られていないと、日本の業者は施工をしないし、水漏れがあったら困るという理由で地方自治体が水を通してくれないのです。

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