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女優さんや営業マンは家づくりに携わっているわけではない

2018年6月6日「水曜日」更新の日記

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女優さんや営業マンは家づくりに携わっているわけではないのです。むしろ、テレビコマーシャルにしても営業マンの経費にしても、だれが負担しているのでしょうか。三千万円の家だったら千八百万円分がそこから捻出されていることを忘れないでください。建築費の目安として「坪いくら」ということばがあります。かなりいいかげんな目安ですが、住宅業界では慣習として長い間使われ、ひとつの尺度としていまも用いられているのです。坪単価とは、完成した建物本体価格を住宅面積(いわゆる延べ床面積。3.3平方メートルあたり)で割った価格です。建物本体価格のなかには、主体工事費、屋内電気・屋内給排水・屋内ガス設備、太陽熱温水器などの各工事や設計・監督などの諸費用の合計額をいいます。バスやシステムキッチンなどの設備も含まれます。しかし、ここで注意したいのは、坪単価というからには床面積が広くなるに従って建築費も上昇しますが、床面積とは関係ないシステムキッチンや浴槽、さらには電気工事や浄化槽工事などが合算されてことです。これらを一緒にして「坪いくら」とするのはかなり乱暴であることいることです。これ会がわかると思います。新聞の折り込み広告や雑誌の広告には「坪○○円」といった言い方が相変わらず幅を利かせています。消費者のほうも、「坪いくらだから安い」あるいは「高い」という判断材料にする傾向があります。

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