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すべては業者選びから

2018年5月1日「火曜日」更新の日記

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 欠陥住宅、シックハウス、業者の倒産と、マイホームづくりにつきまとう不安要素を見てきましたが、どうすればこれらの問題に遭遇せずに、満足のいく家を建てることができるのでしょうか。  言うまでもないことかもしれませんが、やはり、業者選びの段階が最も重要だろうと私は思います。  と、口で言うのは簡単ですが、業者選びがむずかしいものであることは、この業界に身を置いてきた私自身が身に染みて実感しています。  たとえば人づきあいの場合でも、相手の本質が見極められるようになるまでには意外と時間がかかるものです。ましてや商売という利害関係が絡んでくれば、相手の実像はいよいよ見えにくくなります。本当に自分のことを考えてくれているのか、それとも商売が成り立てばそれで終わりと考えているのか、業者の本質がやっとわかった時点では、もう取り返しがつかないということが多いのです。  また、業者の本質とひとことで言っても、見るべきところが数多くあって、何を基準に評価していいのかわからないということもあります。建物の性能を見る場合にも、現時点では明確な指標がありませんし、パンフレットや宣伝にうたわれていることを鵜呑みにして痛い目に会うことももちろんあります。営業マンと施主との相性も、その業者を実像以上に美化したり、せっかくの良心的な業者を逃してしまったりする要因になることもあるでしょう。  いちばん確実なのは、依頼しようとしている業者に実際に家を建ててもらった人の話を聞くことですが、自分たち家族の要望を盛り込んだ注文住宅ということになれば、建ててみないとモノが見えてこないわけですから、どうも最初のイメージと違うなと感じることもあるかもしれません。実際、家の構造や性能の善し悪しは、10年、20年という長いスパンに立ってみないとわからないことが多いのです。  したがって、業者選定にあたっては、一社一社を綿密に見ていかなければ正確な判断はできません。ですが、業者を分類しておよその傾向をつかむことはできます。

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