一人暮らしでインテリアのおしゃれな配置を伝授!

トップ > 平成30年4月> 23日

風を通しにくい網戸

2018年4月23日「月曜日」更新の日記

2018-04-23の日記のIMAGE
 気密性の高いアルミサッシ(窓枠)が普及し、効果的な暖冷房が行われるようになりました。またサッシの加工技術も進んで、和洋どちらのスタイルの住まいにも違和感のない、ガラス戸、網戸がセットされた引き違い窓が珍しくなくなりました。防虫にはまことに効率的な網戸でも、以前は取り付けに苦労し、特に木造住宅では、すき間から虫が侵入して、その実を果たさないことがよくありました。  このような見た目もよく、実用的なサッシのおかげで、夏季、自然の風を取り入れるのに大変都合良くなったわけです。  さて、その網戸ですが、意外に風を通さないことは、よく経験されることと思います。 外は涼しい風が吹いているのに、室内には風が入ってこない、だからガラス戸を閉めて、クーラーに頼ってしまう、ということになりがちです。  小さな虫も通さないような目の細かい網は(現在材料の多くは、金属でなくプラスチックですが)、虫も大きなごみもさえぎってくれますが、また空気そのものも通しにくくします。網の目がきれいな場合でも、風が吹き抜けるには多少の力がいるわけですが、網の目が汚れてくれば、一つ一つの目がそれだけ小さくなって、空気はますます通りにくくなるわけです。  網戸については次のように考えるとよいでしょう。 1虫がいない場合は、網戸も開けて風を入れましょう。また、部屋の掃除をするとき(掃除機を使うときでも)は、大量の換気が必要ですから、虫も無視して、いっとき網戸も開けましょう。ただし、強い風が吹いていればその必要はありません。 2網が目詰まりを起こすことはエアコンのフィルターと同じです。特にプラスチック系の材料は静電気などで、余計汚れが付きやすいものです。レースのカーテンが真っ黒に汚れるのも同じ原理です。網戸を傷めないように掃除機やぬれぞうきんできれいにしてください。

このページの先頭へ