排水の経路は敷地に影響する
2018年4月14日「土曜日」更新の日記
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- 狭い敷地に理想の家を建てようとすると、家の大きさは、黙っていても、建ぺい率ギリギリになってしまうのが普通です。
そこで影響を受けるのが、「猫の額」ほどの庭なのです。
もちろんのこと、最初の図面では家の中から出る「生活排水」「汚水」は、家の土台のすぐ外側を巻くように配置されているのが普通です。
ところが、その図面で安心してはなりません。なぜならば工事の順序では、さまざまな人が入るので、うっかりすると、「雨水」「汚水」の配管を埋め込む前に、庭の「犬ばしり」などの工事が行われてしまいかねないのです。
そうするとどうなるかといえば、水道業者は、図面を無視して庭の真ん中に配管を回し、升もそこに配置せざるを得ません。
実際そのようなことはよくあることで、こんなことは、引き渡し前に発見して、工事のやり直しを求めないと、とんでもないことになるのです。
あくまでも、お金を出すのは自分であるという考えに立って、工事のズサンさに対しては厳しく監視していかなければ、これは大手だからと言って安心はしていられるものではないのです。
家を建てるということは、本当にさまざまな知識が必要になるのです。
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