ユーテリティの形と使い方
2018年4月10日「火曜日」更新の日記
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- 台所と関連して、「ユーテリティ」は大切な設備です。
なぜならば、台所で料理をした後には、必ずゴミが出ます。そのゴミの処理はもちろん、勝手口を使っての買い物の運搬、出前の受け入れ、さらには庭に出るための出入り口など用途はさまざまだからです。
これをないがしろにしますと、家が出来上がった後で「失敗した。不便で仕方がない」というようなことになるのです。
このような、どちらかといえば見逃されがちなスペースは、実は日常生活では大切であることが多いのです。
どうしても、このようなスペースを取ることができない時には、せめて勝手口くらいは作っておかないと何をするにもほかの部屋を通過してやらなければなりません。これは大変なことになるのです。
ユーテリティは、収納などを作って別のスペースにするのが理想的です。それができなければ、台所と一体型にして、スペースを有効に使うことガペターといえるのではないかと考えます。
このように、家の表が玄関であるとすれば、「奥向き」は台所につながるユーテリティになるわけで、昔ならば「大奥」ということになるのです。
ここをないがしろにした家の設計や建て方は好ましいものではありません。
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