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屋根は構造体の強度で選ぶ

2018年4月3日「火曜日」更新の日記

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 日本古来の在来工法では、何と言っても屋根は瓦ぶきの方が重厚感が出ます。  そのためには、それを支える木造建築物の構造体そのものが、瓦屋根に耐え得る造りでなければなりません。  最近では、木造住宅でもカラーベストの屋根を使う場合が増えてきていますが、これは、下の家の重みに耐えられるように屋根を軽くしているのです。  ということは、構造体そのものが、それほど強くはない、ということなのです。たとえ強くても、地震などのことを考えますと、屋根の重さはできるだけ軽くした方が良いのです。  それでも、瓦屋根にしたいという場合には、木造の材料の太さや筋交い、さらには、土台からして、鉄筋をたくさん入れて強固なものにしなければなりません。  さらに言うならば、地盤そのものも強くなければ、家全体が沈むということもあるのです。  瓦の重みをばかにしてはなりません。  それほど、重量があるわけで、家の形としても頭が重いということになりますから、地震などに弱くなるのです。  屋根を選ぶ時には、地盤を考え、予算を考えながら、見栄えよりはバランスを考えて決めるのが、賢明であるということができるのです。

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