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柱と壁を活用した補強

2018年4月2日「月曜日」更新の日記

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 先の阪神・淡路大震災以来、大手の住宅メーカーの間では、あの時、倒壊した家のほとんどが、古いだけではなく、「筋交い」の入っていない、構造的に極めて弱いものであったために、その後はさまざまな工夫かなされ始めています。  その中でも、強度という点で目立っているのは、柱を主体にした軸組工法と壁工法とのドッキングです。  これは、既存の中古住宅の強化にも使われていますが、新築にも大変目立って応用されるようになってきています。  例えば、筋交いがなくても、四角い柱に合板を打ちつけるだけで、立派な「璧工法」を取り入れられます。これを構造の主要なところに配置することで家の強度は増します。  さらに、筋交いを入れれば、当然ながら極めて強度の増したものになるのです。この筋交いも、「たすきがけ」にすればなおさら強いものになります。  また、ミサワの「パネル接着工法」に似ていますが、木材を上下左右に配置すればこれ以上の強さはありません。  しかし、ここまでやるには費用がかかり過ぎますので、工場での大量生産の体制がないと無理です。さらに、このような工法には特許がありますので、誰でもできるというわけにはいきません。

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