預金の点検
2018年3月29日「木曜日」更新の日記
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- マイホームを購入する決意をしますと、頭金を用意しなければなりません。
しかし、この頭金ですが、集めてみるとあやしげな内容の人が結構多いものです。
預貯金を並べて点検して下さい。
・「5歳の子供名義の預金は子供のもの」
預金の内容で判断されます。
5歳の子供はその預金の存在も金額も知らず、ましてやマイホームの購入にあてられるとは考えてもいないでしょう。
この預金がもし相続で取得したものであれば、自然発生により財産が帰属することですから、これは問題ありません。
しかし、その他の理由、たとえば旧マル優時代のなごりのようなもので残っているのであれば、この子供名義の預金は親の預金と考えなければならないでしょう。
この子供名義の預金を親の預金としてマイホームの資金にあてても、親に贈与税がかかるというようなことはありませんので安心して下さい。
・「全く働いたことのない奥さんのヘソクリを貯めたお金」
これは問題があります。
毎日、毎日の買い物で1円でも安いスーパーを探し求めて、100円、1000円と貯めたヘソクリ。
この奥様のヘソクリですが、その源泉を考えてみると全て御主人のサラリーなのです。
税法の考えでは、所得の源泉が重要視されます。
そうしますと、その奥様のヘソクリは御主人から正式に贈与されたものでもないし、ただ御主人のお金を奥様の名前で預金しておいただけなのです。
これは実質的所有者であるご主人の預金と考えて下さい。
・小さい頃から親がお年玉を貯めておいてくれたお金
小さい頃からお年玉を貯めておいたお金は常識的な金額であれば寛容の余地がある資金だと思います。
すなわち年間数万円×5歳くらいから20歳くらいまでの年数十利息程度の金額であればよいのではないでしょうか。
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