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置炭

2018年3月23日「金曜日」更新の日記

2018-03-23の日記のIMAGE
 部屋の四隅に炭を入れた袋を置く「置炭」。部屋の四隅は悪い空気が溜まりやすく、カビが繁殖しやすい場所だ。壁のコーナーが黒ずんで見えるのは、汚れというより黒カビである。置炭である程度は予防ができる。湿気や臭いが気になる玄関、洗面所、トイレ、収納部などにも置炭をしておきたい。特に、シックハウスの原因物質の多い子供部屋には、多めに置いておこう。置炭も敷炭も室内にマイナスイオンが増えて、癒しの空間となる。家族のイライラが解消し、子供たちの集中力もアップする。「内装」部屋の内装は、木を中心にした自然素材にしよう。腰壁を木にし、その上の壁を漆喰や珪藻土にしたり、ホタテ貝などの自然塗料にしたりするのがおすすめだ。漆喰や珪藻土は、専門の左官工でないと施工が難しい。その点、ホタテ貝塗料は、ホタテ貝の貝殻をパウダー状にし高温で焼いたもので、水と同量混ぜるだけでローラー塗装ができ、ビニールクロスの上からでも塗れる。DIY感覚で気軽に施工できる。ホルムアルデヒドを吸着分解する他、脱臭、調湿、防カビ、防結露など様々な効果がある。腰壁の木の裏側を備長炭パウダー塗料で塗っておけば、室内の空気がさらによくなる。腰壁を木にするメリットは、将来、手摺を付けなくてはいけないときに施工が容易であること、床から30センチ程の悪い空気(汚れた室内空気は重い)を浄化してくれること、木の香りが部屋を覆い、視覚的にも気分が落ち着くことなどが挙げられる。無垢材は高いと思われがちだが、見た目(木の節など)や施工後の多少の狂いにこだわらなければ、そんなに高いものではない。小面積のところであればDIYでもできるはず。まずは、押入れやクローゼット内の環境から改善してはいかがだろうか。

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