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木酢液、竹酢液の効能

2018年3月21日「水曜日」更新の日記

2018-03-21の日記のIMAGE
 備長炭を焼いているときの煙を集めて、半年以上静置してできる木酢液には、様々な効能がある。備長炭を入れた水はPH9という弱アルカリ性になるが、木酢液はPH3という強酸性だ。200種類以上のミネラル分を含み、燻製のような、木の焦げたような独特の香りがある。お風呂に入れると、肌がすべすべになり、髪の毛や肌にミネラル分を補給してくれる。香りが気になったり、肌にトラブルのある人は、初めの内は薄めにして使うとよい。慣れてきたら、少しずつ濃くしていく。残り湯は、2週間に1回ほど、草花にかけてあげると生育が促進される(500倍以上希釈)。市販のスプレー容器に木酢液を入れ、10倍位に薄めておくと、生ゴミやトイレの臭い消しに使える。この木酢液を蒸留し、タール分を除去して透明にし、飲用にしたものがある。お茶を飲む度に、数滴入れて飲んでいると、ミネラル分が補給される。備長炭以外でも、ここ最近注目されているのが竹炭だ。竹は生育期間が早いため、木炭の材料としてはとても都合がよく、自然破壊の心配もない。備長炭と同様に多孔質で、脱臭、調湿、水の浄化、抗菌などの作用も大きい。白炭焼きの竹炭も登場してきたので、今後、備長炭とともに注目していきたい。竹炭を焼くときにできる竹酢液は、木酢液とほぼ同じような成分であり、強酸性で、豊富なミネラル分を含む。木酢液より殺菌力が強いのが特長だ。備長炭や竹炭、木酢液のそれぞれの特長や効果、正しい使用方法をまずよく理解し、ふだんの暮らしや生活の中に上手に取り入れていただきたい。せっかくの自然の力も、間違った使用法では宝の持ち腐れになりかねない。

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