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シックハウスとは

2018年3月10日「土曜日」更新の日記

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 大気汚染、酸性雨、ダイオキシンなどの環境ホルモン、農薬潰けされビタミンやミネラルが不足した食品、季節はずれの食材、塩素処理された水、工場でつくられた塩、食卓を飾る多くの輸入食品、遺伝子組替え食品、ジャンクフードや甘い飲み物、ストレスが溜まりやすい社会生活など、人の免疫機能をどんどん低下させる現代の環境下で、さらに追い討ちをかけているのが住環境の悪化だ。1978年、第一次オイルショックが起って省エネが叫ばれ、その後の第二次オイルショックを経て、省エネルギー法が制定された。この法律では、まず住まいの断熱性を上げることが主眼とされ、その効率を高めるために住まいの高気密化が不可欠となり、1989年には住まいにおける断熱材の使用が義務づけられた。特筆すべきは、オイルショック以降の高気密化に追随するかのように、昭和51年頃からアトピー性皮膚炎が増え始めたことだ。当時の厚生省が4万590千人を対象にして行った調査でも、9歳以下でアトピー性皮膚炎や喘息といったアレルギー性疾患にかかっている子供の割合が1945年ではわずかに0.5%だけだったのに対し、1988年には20%となり、1992年には4.9%と急増している。

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