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若い親たちの共通の悩み

2018年3月7日「水曜日」更新の日記

2018-03-07の日記のIMAGE
 小、中、高、大学と行っても、何ら勉強する機会がないのが、親としての役割、努め、姿勢、子供との接し方、教育、しつけの仕方だ。つい最近まで子供だった自分が、いつの間にか親になってしまった。こうなったら自分の親がしてきたことをうろ覚えながら再現していくか、知り合いに聞くか、育児書などを参考にするしかないだろう。特に、地方出身の若い親たちは、身近に知り合いがいなければ、相談できる相手も機会もない。近所付き合いが希薄な都会では、話し相手になってくれるご近所の人も、友達もいない。旦那さんは仕事で帰りが遅い。帰ってきても疲れているので、悩みや愚痴を言っても取り合ってくれず、話を聞いてもくれない。そんな生活が続けば、次第にストレスが溜まっていく。さらに、住まいは化学物質に囲まれ、シックハウスの症状が少しずつ出てくる。頭が痛くなったり、肌が荒れたり、髪がバサついたり、何だか知らないけれどいつもイライラしている。母親による児童虐待は、こんな状況から生まれてくるのであろうか。そうであるならば、子供も、母親も、被害者だ。子供がただかわいいだけでは、親業は務まらない。親業も住まいの新築やリフォームも、いざ始める前によく勉強しておかなくてはいけないのは同じことだ。しかし、勉強したくても、勉強する場や機会がないのが現状だ。職安に職を探しに行く小さな子供を持つ、20代から30代の女性が多い。一般公募では、まず子供が小さいという理由だけで企業の採用担当者から言下に断られる。昔から「3つ子の魂百まで」といわれるように、子供が3歳になるまでは、母親のそばにおいてあげるのがよいとされてきた。また、子供が病気になると欠勤することが多くなってしまう。こういった点が、小さな子供を持つ女性の採用を見合わせる主な理由だ。ところが最近、この3歳児神話が幻想に過ぎないという調査結果が国立精神・神経センターから報告された。

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