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親切な友人のアドバイスより自分が選んだ業者を信じよう

2018年3月3日「土曜日」更新の日記

2018-03-03の日記のIMAGE
 「とてもよくできていますね。いい住宅になりそうで結構なことです」と現場にやってきた友人。単純に嬉しいものです。しかし、そういう人ばかりじゃないのが現実です。「ねえ、ちょっと奥さん、この柱は張り物みたいだわ。うちの工事のときは全部ヒノキの柱だったけど、工事費用も高いのにおかしくない?」親切にも教えてくれる友人がいます。この建設会社では「ヒノキの柱」よりも「お湯がたっぷり出る都市型住宅」を目指しているのです。友入はそのことがわからず、ヒノキにこだわっておかしいといいだしました。奥さんは不安になって主人に相談します。「そういえば土台も防腐処理土台でヒノキじゃなかったな」、男は同級生だった建設業者の友入を思いだし、相談してみました。「それは変だな。自分に頼まないからそんなことになったんだよ。なんだったら相談にこいよ」。専門家の友人がそんなふうにいうものだから、男は急に半狂乱になり、だまされた、欠陥建築だなどと、一挙に施工業者への信頼をまるでなくしてしまいました。一旦こうなると、工事はうまく進まなくなります。業者への疑心暗鬼があると、どのような家ができようとも満足できないのです。この類の話は大変多いのです。不思議なことにオーナーは、無責任に喋っている友入の話を聞いてしまいます。仕事をもらえなかった建設業者の友入は、これも無責任に「変だ」などといって自分の優位性を保としかし。いちばん責任をもって仕事をしているのは、普通その当事者です。そう考えるべきです。現場にもこないで図面も見ないで無責任に講釈をいう人は、実に多いのです。そうした親切な人に、かきまわされると不幸になります。おかしいと思ったら。率直にその工事業者にたずねてください。男よ、しっかり構えてくれ。その業者はあなたが選びぬいた業者ではありませんか。

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