建売住宅のチェックポイント
2018年2月26日「月曜日」更新の日記
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- 建売住宅は、既にできあがったものであるため、外部から見る以外に方法はありませんが、次の点をチェックポイントとしてあげることができます。
①基礎のコンクリートにヒピが入っているのは、要注意です。建物全体を支えるためにコンクリートの基礎がぐるりとめぐらされています。これを布基礎といいますが、平屋の場合、幅12センチ、高さは地面上24センチ、地面下20センチが最低必要です。2階建ての場合は平屋建てに比べて棒型から逆T字型に布基盤が割栗石の上にのっかっています。
地面上の高さが低すぎると湿気を防げませんし、湿気の多いところでは、土台が腐りやすいので、地面上の高さが充分でないといけません。また、基礎の沈下とかヒビ割れは、短期間には表れないものですから、初めからヒピが入っているようでは問題です。とくに角から1、2メートルのところに出やすいといえます。
調査には鉄枠を土にさして下のコンクリート割栗石の存在をたしかめ、ぐるっとまわって土台にヒビがないかをみましょう。
②柱は10センチ角以上、2階建ての通し柱は11.5センチ以上か。
③床組の安定度はどうか、各室を足で踏みつけてみましょう。足元での感じが安定をかくようでしたら、床下地の枕木の間隔があきすぎているなど手を抜いている証拠です。
④フスマや障子などを左右逆にして閉めて、隙間がなければよい仕上げです。
⑤建具の枠回りや壁と天井の境にずれがないか、壁紙や壁布張りの仕上げに張りむらがないかをみてください。
⑥造りつけ家具や付属器具の造作はしっかりしているか、設備器具はメーカー品であるかなどをみてください。
⑦廊下や床が水平であるか。ビー玉を置いてみて動くようならば要注意です。
以上のように、現地へいくときには、メジャー、ビー玉、鉄棒(30センチ以上)などを持参するとよいでしょう。
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