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良い建売住宅の見分け方

2018年2月25日「日曜日」更新の日記

2018-02-25の日記のIMAGE
 土地付という魅力から建売住宅購入を計画したいという人が多くみられますが、次のような点に注意しなければ、何のための建売住宅だったかあとで困るようなことになります。 増改築をする余裕があるか・・・敷地条件の建ぺい率・容積率からみて、延床面積が限度一杯では将来性がありません。とくに、大衆価格の建売住宅では余裕がない場合が多いようです。 近隣はたてこんでいないか・・・小さな敷地に小住宅が密集したものは、環境の悪化を早めるので将米性がありません。土地付だからと安心だとはいえず財産価値の減少を招きます。 目先だけでの購入計画ではないか・・・建売住宅では環境で買えといわれます。また、住生活のサイクルは10年周期ともいわれます。したがって、現在の生活水準だけで購入するのではなく、せめて、10年先の外部の環境と建物内部の変化を予測して購入しましょう。 検査済証の交付が受けられるか・・・無届け建築や違反建築ではないでしょうね。 室内に余裕があるか・・・居室の床面積の2倍が延床面積ならば、収納部分と使いやすさのバランスがとれます。たとえば、6畳3室ならば延床面積は18坪(約60平方メートル)以上が必要とされます。つまり、収納・廊下・風呂・台所の非居室部分に余裕ができます。 宅地造成に懸念がないか・・・傾斜地を切りくずしての盛土とか、窪地を埋立てたとかにより、宅地造成工事の善し悪しが問題になります。地盤がかたまらないうちに建物を建てて売る場合には、不等沈下がみられます。また、擁壁工事、雨水の流れなどにも注意しましょう。 私道部分がはっきりしているか・・・建築に対しては接道義務がありますが、私道はお互いに出しあっての道です。 公的資金が利用できるか・・・公庫融資ならば公庫の仕様基準に適合しての安心した建物が得られるし、年金の転貸制度などでは検査済証が交付された条件があるので懸念はありません。  なお一戸建ての購入の場合にはどんな条件を優先させたか、購入時に重視する条件は何かということを考えて下さい。

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