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着工から入居までに心がけること

2018年2月18日「日曜日」更新の日記

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 工事を無事に進展させるためには、施主として心がけておかなければならないことが多いものです。その中でもとくに問題となりやすいものについて解説しておきましょう。 着手金の支払い・・・契約内容にもよりますが、普通は契約時に20~30%を支払います。 地鎮祭・・・お浄めの意味で、その土地の氏神様の神官を呼んでお祓いをしてもらいます。地鎮祭をやるかやらないかは建主本人の気持次第ですが、地域の慣習なども考慮したいものです。  地鎮祭は一般に吉日の午前中に行われます。工務店では御神酒・山海の珍味などを準備しますから施主としては、1万円前後の御祝儀を出してください。 地なわ張り・・・敷地に住宅を建てる位置を決める作業です。施主は、必ず立合ってください。 上棟式・・・骨組ができて、その上に棟木を上げることを祝うとともに、工事に携わった職人たちの慰労と無事故を祈る意味があります。木造・鉄筋造では建方を行って骨組ができた時、鉄筋コンクリート造ではコンクリートを打上げた直後の吉日を選んで必ず行ってください。地鎮祭をしなかった場合には、当日神官を呼んでお祓いしてもらってもよいでしょう。上棟式の日時が決まったら、工務店の現場責任者と相談し、人数を確認し準備にかかります。  当日、用意するものは、折詰、赤飯、お酒を出席人数分と、現場での宴会用の酒肴です。それに御祝儀が必要です。祝儀は一口分の日当というのが一般的です。通常、工務店の社長・主 任・大工の棟梁・鳶職の頭・その他材木屋のほか、職人の人に波しますが、祝儀の額は3種類ぐらいにして差をつけて、「御祝儀」「酒肴料」「寸志」とし、赤いのしのついた祝儀袋に施主の名前を書き、施主が渡したいものです。  費用は15万円前後になるでしょう。なお、折詰等はご近所にも配りたいものです。いたずらに派手にする必要はありませんが、あまりけちけちするのはよくありません。 現場のチェック・・・完成後では目に見えなくなる基礎や構造部分は、とくに入念に調べましょう。現場のチェック後、注文のある場合は、職人に直接言わず、現場責任者に早めに文書で伝えるようにし、返事も文書で受けるようにします。そうすれば。後日のトラブルも防げます。 現場での心づかい・・・夫婦そろって建築現場に行くことは楽しいことです。施主としては職人の労をねぎらう言葉をかけることを忘れないでください。多少の手土産を持参して労をねぎらう 気持が施主と職人の心のつながりを保って、仕事の成果にもはねかえってくるものです。 中間金の支払い・・・上棟式後には、通常、30~40%ぐらいの支払いをします。 追加工事・変更・・・工事中の設計変更には限度があります。どうしても変更したい場合には、早目に申出ることです。 付帯設備・外構工事の打合せ・・・とくに、外構工事については、建物の完成に伴い、外部との接続につながるものなので、資材の搬入、仕事の手順などから早めに決めなければなりません。 事前検査とチェック・・・できあがる前とできてからのイメージには、相当なギャップがつきもので、また、具合の悪いところも目立つものです。設計図どおりにできたかをチェックしてください。良心的な工事をしても防ぎきれないミスもあります。この機会に建主と施工業者の立会いのもとで検査して、不良個所があれば、施工業者の責任において修理させましょう。その際には個条書きにしてメモをとり、工事をしてもらいましょう。それから引渡しとなります。

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