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プレハブ住宅の価格のしくみとえらび方

2018年2月16日「金曜日」更新の日記

2018-02-16の日記のIMAGE
 プレハブ住宅のカタログなどに表示してある価格は、メーカーがあらかじめ準備した標準的なプランのものを標準的な仕様で仕上げ、しかも標準的な工事範囲の工事を標準的な工期で行った場合の本体工事のみのものです。販売価格に含まれている範囲は、(社)プレハブ建築協会の標準工事範囲を基準にして、各社・各商品ごとに具体的に表示しています。  ここで注意しなければいけないのは、別途工事や仕様の変更などには、別に費用がかかるということです。たとえば、建物外部からの電気引込み工事、給排水工事のほか、門・塀などの外構工事などは標準仕様には含まれません。また、プランの変更は仕様変更や追加工事につながります。とくに、いったん工事にとりかかったあとでの変更では、現実に困難なことが多く、それなりの出費を覚悟しなければならないでしょう。  したがって、標準仕様に入らない工事費や標準価格には入っていても仕様の変更がある場合などはよく打合せて確かめておかなければいけません。とくに、本当に住めるようになるにはいくら必要なのか、工事全体の総額を把握して検討しなければなりません。つまり、できる限り不明確な点をなくして、出費を最小限に抑える努力が必要だということです。  プレハブ住宅を選ぶにあたっては、安全性・居住性・耐久性などの性能を、建設大臣が認定する「工業化住宅性能認定制度」を目安にすればよいでしょう。  この制度は。消費者保護を図る目的で、きびしいチェックを行い、一般に公表するものです。  自分の知りたい住宅名称とメーカー名を指定して、(社)日本建築センターに郵送すれば(返信用封筒同封)、「性能シート」を送ってくれます。なお、(社)プレハブ建築協会でも、毎年度資料を作成していますから、ぜひ参考にしてください。  また、プレハブ建築協会では、プレハブ住宅の広告宣伝から契約までの設計を含めた営業業務およびアフターサービスについて、「プレハブ住宅の供給業務に関する自主管理規準」を定めています。これには、法的な拘束力はありませんが、この規準を上回る努力をするよう推進しています。  これらの他にも、住宅金融公庫承認のプレハブ住宅があり、性能保証認定と同じく登録もあります。

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