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資産価値から見た適正価格の考え方

2018年1月28日「日曜日」更新の日記

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 「適正価格」について説明しましょう。  ある意味、どの立地でも、どのタイミングでも、市場の相場より割安なものを買うことは常に可能であり、いちばん大事だとも言えます。  では、どうやったら相場より割安なものを見つけ、買えるのでしょうか販売価格がどのように決められているかを知る必要があります。  新築マンションについては、売主の不動産会社(デベロッパー)が1棟ごとに、各住戸の販売価格をまとめて設定します。  具体的にはまず、土地の購入価格に建物の建築費、そのほか販売経費などのコストを積み上げ、そこに一定の利益をプラスして、マンション全体の売上総額を設定します。  次に、その売上総額を住戸の床面積(㎡)の合計で割って、平均単価(㎡当たり)を算出します。この平均単価を基準に、階数の上下や向き、ルーフバルコニーや専用庭の有無などによって差をつけ、特定の住戸にばかり人気が集まらないよう、各住戸の販売価格を決めていきます。  さらに、周辺で競合する他社物件の価格や売れ行きなどを参考に、価格の調整を行います。この調整段階で周辺の中古相場も多少は参考にしますが、新築マンションは広範囲から購入者を集めることができるので、実際はあまり重視されません。  戸数が多い場合は何回かに分けて分譲し、その都度、価格を設定することもあります。  そして、売れ行きが悪かったり、完成して売れ残っている場合には値引きされることもありますが、購入者としては、売主の設定した価格で買うかどうかの判断となります。

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