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資産価値から見たタイミングの考え方

2018年1月26日「金曜日」更新の日記

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 不動産も市場で取引価格が変動するのですが、株式や為替のように毎日同じ物件(銘柄)の取引が行われるわけではなく、新築住宅はともかく、土地や中古住宅は、実際の取引価格(成約価格)もあまりオープンになっていません。  そのため、相場の動きが比較的緩やかで、立地や物件によって値上がりや値下がりには時間差が生じます。どのタイミングで買ってどのタイミングで売ればいいか、比較的オポチュニスティックに(市場の条件を見極めて)、行動することができるのです。  私は以前の著書において、これから都心の土地やマンションは買い時だと言ってきました。しかし、最近はスタンスを変えています。「言っていることが違うじゃないか」と思われるかもしれませんが、これがオポチュニスティックということです。  たとえば、東京の湾岸エリアにある「勝どき」や「月島」周辺は、2014年3月の地価公示や7月の相続税路線価で地価が大幅に上がりました。  しかし、この動きには注意が必要です。都内では他にもっと上がるだろうと思われたエリアがあったのに、なぜか数字としては上がらなかったのです。ある意味、月島や勝どきは、東京都心部でも他のエリアに先駆けて値上がりした分、今後は頭打ちになるのではないか、場合によっては真っ先に下落する可能性もあるのではないかと見ています。

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