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借りた金は死んで返すな!それでも「自殺」を考えている人へ

2018年1月14日「日曜日」更新の日記

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 家族の将来を考えてから死ぬことを考えてください。奥さん、娘さん、息子さんの顔を思い浮かべてください。あなたが死んだら、それこそ家族の将来はありません。あなたを必要として家族が成り立っているからです。大黒柱はたとえ折れそうでも家全体を支えているのです。  責任は「貸し手」と「借り手」双方にあるのです。借り手責任があるなら、貸し手責任もあるはずです。借り手が自殺しても、貸し手が自殺したということを聞いたことはありません。貸し手は責任を感じていないのです。一方的にあなただけが責任を感じる必要はありません。  相手も審査をして、担保を取り、個人保証、連帯保証までさせています。返せないなら、返せるだけの金額を、誠意を持って返せばいいのです。それでも駄目なら、法的に処理してらえばいいだけです。このような状況では、シンプルに考えることが優れて良いことなのです。  責任感の強いあなたは、お世話になった方に迷惑をかけることを恥とする気持ちが強過ぎます。だから「死」を意識するのです。日本人特有の美意識なのかもしれません。それを悪いことだとは言いませんがいまの日本のシステムには無意味なことだと言うのです。  金融システムには「勘定」はありますが「感情」はありません。最終的には、あくまでシステム的に処理されていくだけです。  責任の果たし方はいろいろあるはずです。あえてイバラの道を選ぶ勇気を持てばいいのです。恩に報いることは自死をもってできるはずがありません。お詫びもそうです。人の命が、借金や保証債務と同等やそれ以下であっていいわけがありません。  それ以上に信用を失うことが怖いと、多くの相談者はいいます。銀行に信用を失っても、友人や助けてくれた人達に信用を失いたくないのです。資本主義社会の信用がお金で成り立っている以上、確かにそうかもしれません。ですが、信用とは生きていての信用です。今、失っても取り戻せばいいのです。  信用は取り戻せますが、失った命は取り戻せないのです。資産も取り戻すことが可能ですが、命は取り戻すことはできません。生きている限り、死に物狂いで努力すれば報われることもあり、助けてくれる人もいるのです。一度失った命は二度と取り戻すことはできないことを知ってください。  それでも、あなたが「死」を意識した時は、リセットを選ぶべきです。  小さな会社の社長と同じように今のサラリーマンも孤独です。  リストラはどんどん厳しくなる。この先どうなるのだろうと、毎日考え、眠れない夜を酒に浸って寝ている人も多いかもしれません。  しかし、戦ってどうしようもなくなったら法的整理、自己破産です。リセットすることも死ぬことよりは格段にましです。それよりも、選択肢はいろいろあるのだということを知って、重い荷物をおろし、身軽になって再起を目指すこともデフレ時代の究極の生き方なのです。重い荷物のおろし方もいろいろあるのです。  最近、税務署や行政が税金など公租公課、滞納者の「生命保険」を差押えています。あなたが固定資産税などを滞納して、相談もせず放置していると不動産、動産の差押えや「生命保険」まで差押えるのです。ついに、あなたの命が差押えられる時代になったのです。  あなたが死んだ場合は、生命保険金が家族(遺族)ではなく税務署に取られてしまうのです。私は、なんだか行き着くところまで行った感じがしました。  何を差押えてもいいが、「生命保険」を差押えるとは。だが、待てよ。これは一面的な考え方かもしれない。むしろある意味で良いことかもしれない、と思いました。「生命保険」を差押えられた方は、まず「自殺」しないのではないかと思えるからです。  税務署が自殺防止のために「生命保険」を差押えるとは思えませんが、まちがいなく自殺防止効果はあるはずです。 「あなたの命が税金に消えていってはならない」 「あなたの命が固定資産税と同じであってはならない」  税務署の差押えは「自殺防止キャンペーン」なのだと善意にとっておくことにします。

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