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「マイホーム」ではなく「バンカーズホーム」

2018年1月9日「火曜日」更新の日記

2018-01-09の日記のIMAGE
 みんなマイホームやマンション、資産を取られることを心配しています。「本当にあなたの財産ですか?」と聞くと、怒ったような顔をして「私の名義ですから当然です」と言います。  そこで「ローンは終わっていますか?」とたたみかけます。すると、少し元気がなくなり「いいえ……」と小さい声が返ってきます。  さらに「あと何年、毎月いくら払うのですか?」と突っ込みます。すると「まだ6年ですから、あと24年。毎月○万円」と肩を落として呟きます。  「それじゃあ、あなたのものじゃないですね。○○銀行さんのものですO完済して初めてマイホームです。今はバンカーズホームです」とどめを刺す私。  「そうですね……」とうなだれる相談者。  何もいじめているわけではありません(たまにいじめる時もありますが)。現実に向い合ってもらいたいのです。  マイホームでもないものを自分の資産と錯覚していたこと。現実を直視できず、他者の資産を守る為、苦しんでいたこと。そのために、あちこちで借りて返してしまったこと……、なんて馬鹿なんだろうって気付いて欲しいのです。気付いてしまえば後は簡単です。あなたのものではないものは、取られるということにはなりません。  「あなたは新築の間、返済金という名の家賃で借りていただけなのです。家賃が払えないなら、大家さんである○○銀行に返して出ていけばいいのです」  考え方がこうなれば、面倒なことでも実務的な方法で簡単になります。守るべきものがなければ簡単なのです。競売でも任意売却でも残債務の交渉も腹が据わったものになるはずです。まだ、あなたのものではないものをあなたのものだと勘違いしているから悩むのです。

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