管理人はだれ！？

2017年12月7日「木曜日」更新の日記

　気をつけなければならないのは、体の調子のよさを探ろうと無理して考えていると、感覚が狂ってくることです。たとえば、身のまわりの商品が危険かどうかに対してヒステリックになったり、恐怖感をもってしまえば、体の調子がよいかどうかはわからなくなります。危険性を気にしすぎると、ストレスがたまります。ストレスだけでも不健康になるので、改善できた分これまでより安全になる、と明るい面を考えることです。 　もちろん、商品の表示を詳しく読まなければ、どれがよくて、どれが危険か、わかりません。でも、のめりこみすぎてはいけません。適度に、ちょうどいいくらい気にして楽しみながら、身のまわりの商品が自分の健康を害していないかどうかを探ってください。 　これは、簡単そうで案外むずかしいものです。けれども、考えてみてください。もし、いま使っている商品が、あなたの体によいかどうかが簡単にわかるなら、その方法が普及しているはずです。こんなに変な病気が増えているはずはありません。 　家庭用品の場合は、なくてもすませられるものが大部分を占めています。ほんの少し楽になる、少し清潔に見える、少しきれいに見える、といった商品が氾濫しているのです。 　そんな商品を買わずにいれば、あなたの生活は安全になります。とりあえず1週間、海か山ヘキャンプに行ったつもりになって、化学物質をできるだけ住まいから取り除いてみましょう。 それで体の調子がよくなれば、あなたは化学物質過敏症のために体調を崩していた可能性が高いといえます。